「ラズパイ」と「スプレッドシート」で全自動水耕栽培器をつくって女の子にTwitterで実況しながら栽培してもらう:④各種機能編 ~水耕栽培土台~
水耕栽培の土台をつくる
好きなポケモンはドダイドスです。
というわけで水耕栽培作成第五回は水耕栽培の基礎となる土台を作っていきます。
はじめに
ラズパイを使った自動水耕栽培器についてのサイトは山ほどあるが、今回はこのサイトを参考にしながら進めていく。サイトの作りが体系的で、説明もわかりやすいので水耕栽培を始めてみたいという方は必読。以降、水耕栽培の基礎的な部分はこの記事を引用しつつ進めていく。
土台とは?
土台とは、実装に当たって便宜上読んでいるものであり、水耕栽培の形式のことを指す。水耕栽培の代表的な形式として2つあり、それぞれ「DFT方式」「NFT方式」と呼ぶ。簡単にいうと...。
- DFT方式:根を溶液に浸す方式
- NFT方式:浅く培養液を流し続ける方式
だそうで、今回は壊れにくそうなDFT方式を採用していくことにする。
「DFT方式」「NFT方式」の詳しい説明はこちら
DFTの土台を実装する(材料編)
まずはこんな感じの材料を用意する
- 木製置台
- 岩崎工業AGキーパー(透明の箱)
- 塩ビパイプ
- TS VS13(塩ビパイプのソケット)
- ユニオンパッキン(TS VS13に合うようなやつ)
DFTの土台を実装する(組み立て編)
木製置台を加工
木製置台の真ん中の板をくり抜き...
AGキーパーの加工
AGキーパーの真ん中に穴をあけ...
取付
AGキーパーにソケット・塩ビパイプ・パッキンを取付、グルーガンで固めたら完成
DFT方式で動いているところ
試しにポンプを付けて動かしてみました。ちゃんとできてるっぽいね!
植物栽培用のポット穴をつける
もちろんこれだけでは植物を育てるスペースがないので、植物を育てるためのポットを取り付ける。
鉢とスポンジセットを購入
スポンジと鉢を購入して...
蓋を加工する
AGキーパーの蓋を鉢がはいるように加工していく
完成
適当に買ってきた豆苗とカイワレを植えてみる。よさそう。
次回はラズパイのセットアップと自作コンセントの作成について書いていくことにする。こうご期待。
前回:③実装概要編